2月1日付で「日吉グリーンアクション」様より当会に下記の通り連絡をいただきました。
HIYOSHI Green Action
は、日吉駅前広場と商店街を中心にグリーンベルトを形成し、駅周辺に点在する緑スポットを繋ぎ、持続可能な緑化を目指す活動です。次世代の自然教育や生物多様性の保全への寄与など、SDGs達成への貢献も果たすことを目標としています。今年度は主に、日吉駅西側の商店街の店舗や歩道へのプランター設置、日吉駅西口駅前の緑化を行っています。
日吉駅西口エリアの商店街や企業等が中心になり、慶應義塾大学・日吉丸の会などの地域の緑化団体等との連携もはかりながら、取り組んでいます。メンバーは全員がボランティアで、苗植えや水やりを皆で協力して緑を育てています。
(詳しくは)https://hiyoshi-green-action.jimdofree.com/
日吉駅西口駅前の緑地には、ケヤキとツツジがありましたが、生育が良好ではなく、枯れているものもありました。これ以上、この環境下では良好に育つことは困難であるため、土を入れ替えて、新たに緑化をすることとしました。
植栽のポイントは、「四季を感じる緑地とする」「生物多様性の保全に寄与する」こととし、
- 初夏に花を楽しむことができ、平和の象徴であるオリーブをシンボルツリーとして植栽。商店街でオリーブのプランター設置を進めており、商店街の緑とつなぐことを意識。
- 日吉キャンパスの植生との調和をはかること、かつて日吉がいちごの生産地であったことも踏まえ、フユイチゴを植栽。日吉キャンパスの緑とつなぐことを意識。
- 蝶が花を好むブッドレア、鳥が実を好むムラサキシキブを植栽。
としました。
なお、計画策定にあたっては、慶應義塾大学・日吉丸の会の協力も得て行いました。
日吉駅西口駅前の緑化に伴い、ケヤキを伐採することとなりました。ケヤキを廃棄せず、有効活用することで、CO2の固定化にもつながり、SDGs達成への貢献にもなります。
今回お渡しした木は、日吉駅前に生えていたケヤキです。
私たちは、日吉駅西側に広がる商店街で、人も生きものも賑やかに暮らせるように、商店街や地域の人たちと協力して、緑をもっと増やしていく取り組みをはじめています。
日吉駅前の花壇も、もっと多くの木や花が生き生きと育つように、土を入れ替えて新しくすることにしました。花壇に元から生えていたケヤキは、これ以上、大きく生き生きと育つことは難しかったため、切ることにしました。
長い間、日吉駅を通る人たちを見守っていたケヤキです。このケヤキを使って、すてきな樹木札や看板ができることを楽しみにしています。